なぜ書道教室・造形教室で成績が上がるのか?


こんにちは。
学童保育伸学会Primary目黒校校舎長の吉田です。

 

伸学会Primaryでは、速読・パズル道場以外にも、書道教室と造形教室を習い事として用意しています。
講師には外部のプロの方をお呼びしています。
この2つの習い事に来てくださっている先生たちは、実はけっこうすごい人たちなのですが(造形の丁子紅子先生はこの前テレビに出てました!)、今まであまりご紹介できていませんでした。
ぜひぜひ知っていただきたいと思い、6月に体験会を企画することにしました。
学童保育のお預かりに入会していない子でも、書道・造形教室だけ通うことができますので、興味がある方は参加をご検討ください。
(紅子先生のWebサイトはこちらhttp://benibeniboc.wixsite.com/chojibeniko/choji-beniko)

 

さて、「中学受験専門」の学童保育である伸学会Primaryで、なぜ書道と造形をやっていると思いますか?
一見中学受験には関係無さそうに見えますよね?

 

確かに書道も図工も、中学受験の入試科目になることはありません。
しかし、間接的ではありますが、子供の成績アップに役立ち、受験の合格につながるのです!!

 

伸学会に通わせてくださっている保護者の方たちなら、子供の「意志力」を育てることが、将来の成績アップや社会的な成功のために重要であるということはもうご存知ですよね?
そして、この意志力を育てるためには、「運動」をすることも大きな効果があるということもご存知かと思います。
有名な研究によると、運動の習慣のない人たちが運動を始めると、脳の灰白質と白質の両方が増えたそうです。
脳は運動によってより大きくなり、より速く働くようになります。
特にその効果が最も顕著に現れるのが、前頭前皮質(二階の脳)です。

 

この「運動」というのは、実は息が上がるような激しい運動だけに限ったことではありません。
指先の精緻な動きをコントロールすることも、脳を発達させる「運動」なのです。
(ちなみに、ピアノやバイオリンなどの楽器の演奏を習わせることも、同様に脳の発達には大きな効果があると言われていますよ!)
ということで、伸学会では脳の発達を促すプログラムの1つとして、書道と造形を用意しているのです。

 

また、書道教室では、きれいな字形のイメージと、指先の力のコントロールを身につけることができます。
これは解き直しの精度に関わってくるので、全ての科目の成長に影響を与えます。

成績アップのためにはPDCAが大切です。
Plan(計画)を立て、Do(実行)し、Check(振り返り)をしてAct(改善)を行う。
これができない子の成績は上がりません。
そして、多くの子が抱える問題の1つが、字が汚くてノートの文字や途中式がまともに読めず、Check不能ということなのです。

じゃあそういう子に「ちゃんと書きなさい」と言って改善されるか?
間違いなく改善されずに悩んでいるお母さんの方が多いでしょう。
もしかしたらあなたもその1人では?

そう、「ちゃんと書きなさい」と言っても、子供はちゃんと書けるようにはならないのです。
なぜなら、これは「やる気」の問題ではなく「能力」の問題であることがほとんどだからです。

こちらをご覧ください。

以前私がブログにアップした手書きのドラえもんです(笑)

何も見ないで書いたのが前、そのあと「何かがおかしい」と思ってグーグルで検索してお手本を見てから書いたのがうしろです。
検索をしていたほんの一瞬の間に、私の手先が器用になったわけではありません。
ペンを上手に動かす能力があっても、上手な「形のイメージ」が頭の中に無いと描きようがないということがお分かりいただけると思います。

お子さんがノートを書くときに、きれいな字のお手本を見ながらなんてことはできませんよね?
ですから、頭の中にイメージを作っておかなければいけないのです。

もちろん、低学年くらいの子であれば、指先がまだ器用に動かせないということも多いでしょうから、そういった子には力のコントロールの練習としても書道は効果が抜群です。

特に、手に力が入りすぎな、筆圧がやたら強い子!
そういう子にはこの書道トレーニングが絶対に必要です。
なぜなら、力が入りすぎだとすぐに疲れてしまうので、長い時間勉強することに耐えられないからです。
疲れるのは頭や肩や腰だけではありません。
実は子供にとって「手が疲れる」というのも、勉強をすぐ投げ出す原因の1つになります。

正しいペンの持ち方で、たくさん字や図や式を書いても疲れない力のコントロールができるようにしてあげないと、成績アップの大きな障害になってしまいますよ。

次に造形教室ですが、造形には算数の成績アップにつながる良い点があります。
それは、立体感覚が身につくということです。
立体感覚はパズル道場で鍛える能力でもあるので、もうおなじみですよね。

造形教室では、材料を組み立ててものづくりをすることもありますし、絵を描くこともあります。
ものづくりは1つのものをいろいろな角度から見て形を確認しますし、絵を描くとなれば自然と奥行きを考えて書くことになります。
これがとても良い訓練になるのです。
お絵描きが好きな子は、小学校2~3年生でも驚くほど立体的な絵をちゃんと書いてくれますよね。
また、絵を描く場合には運筆の練習にもなりますので、書道と同様に字を書くときの適切な力のコントロールが身につけられるというメリットもあります。

どちらも中学受験にどれだけ直結するかということを割合で考えたとき、算数や国語などの授業を100%とすると、20~30%くらいといったところかもしれません。パズルや速読で60~80%といったところでしょうか。
しかし、低学年の子供が、中学受験に向けて100%の勉強を一日中続けていくというのは不可能です。
ですから、いろいろな遊びや習い事が、少しずつ少しずつ受験の準備になるようにしていき、子供たちが飽きてしまったり嫌になってしまったりしないようにしながら育てていきましょう。

というわけで、毎日パズル道場をやらせる!というやり方よりも、書道や造形と組み合わせるのを吉田はおすすめします。

最後に、なぜ「伸学会Primary」で書道や造形をやるべきなのか?についてお伝えしておこうと思います。
それは、いままさにこうして書いているように、そして子供に対しても同じように、私たちは「なぜ」をちゃんとお伝えするからです。
あなたも何かをするように言われたとき、「どうやってするのか」よりも「なぜそれをするのか」を伝えられた方が、納得して積極的に取り組みませんか?
では、例えば「今時メールや印刷がほとんどで、手で字なんか書かないじゃん。自分で読めれば良いじゃん。なぜ字がきれいに書けなければいけないの?」と、子供に聞かれたときに、子供が納得する答えがそこにあるでしょうか?

私たちはそういった子供の問いに対して、まじめに答えます。
一般的な書道教室や造形教室に通う意義に加えて、それがどう中学受験につながっていくかということも伝えます。
やるべき理由が他よりも多く言える。
それはつまり、子供のやる気をより引き出せるということなのです。

ぜひ、伸学会の書道教室・造形教室の体験会に参加してみてくださいね。
体験会の詳細はこちらです。

 

造形教室体験会
日時:6月3日(火)16:00~17:20
場所:伸学会Primary目黒校(3階)
定員:5名(残り3名)
対象:1~5年生
参加費:2,500円(材料費込)
持ち物:筆記用具

書道教室体験会
日時:6月18日(月)17:00~17:50
場所:伸学会Primary目黒校(3階)
定員:5名(残り4名)
対象:1~5年生
参加費:2,000円
持ち物:不要

参加をご希望の方は、こちらのリンク↓をクリックし、問い合わせフォームにお名前・学年・連絡先を入力してお申し込みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/ec32d41f573621

作ったもの、書いたものを持ち帰る袋はこちらで用意します。
どんなものを持って帰ってくるか楽しみにしてくださいね。
お申込みお待ちしています!