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息子の受験日程は、2/1午前・午後、2/2午前・午後の4連戦同じ学校をチャレンジするという、中学受験のセオリーに反するものでした。
2/1、22:00。午後受験の結果が出る時間なのに、息子は自室で、オンラインをつないで原田先生に算数の質問をぶつけていました。遅い時間なのに申し訳ない気持ちと、ここまでして下さっていることに感謝の思いと、今更?という呆れの思いがありました。それでも午前受験が不合格だった息子の悔しさと焦りは理解できたので、明日に備えて寝てほしい気持ちをおさえて、部屋から出て来るのを待ちました。
22:07、先生からの励ましを頂き、オンラインを終了させて部屋から出てきた息子は、強張った表情でしたが、明日に向けて覚悟が決まった風でもありました。とはいえ、明日入試があるかどうかは、今日の午後受験の結果で決まります。ドキドキしながら、本日2回目の結果画面を開くと…「合格おめでとうございます」と書かれたピンク色の画面。驚きと嬉しさとで興奮していた両親の横で、「原田先生とさっきまで勉強したの意味なかった(笑)」と嬉しそうにつぶやく息子の安堵した表情を見て、改めて伸学会の先生方に感謝した瞬間でした。
伸学会には、5年生の9月からお世話になりました。3年生の頃から中学受験を考えてはいましたが、習い事との両立のため、個別指導塾や週末だけの塾通いをしていました。しかし、塾に行っていても勉強に身が入らず、成績もひどいものでした。受験はむずかしいかな、でもこのままでは、公立中に行ったって苦労する…と夫婦で幾度となく話し合いました。本人との話し合いも何度も。そして、5年生の夏を一区切りに習い事をお休みし、伸学会で頑張ることにしました。
菊池先生の塾説明会を聞きに行った際、「みんなが頑張り始めるから、偏差値はそんなに上がらない」というお話に、納得と共に絶望を感じる親とは対照的に、息子は「伸学会、高学年の学童みたいなんだ。ポイントでガチャガチャできるんだ」「社会で僕にあだ名がついたよ」と嬉しそうに帰宅。友だちもすぐにできて、楽しく通っていました。しかし、持ち帰るプリントはどれもこれも…アタックテストの結果も…このままではまずい。親も覚悟を決めないと!と思ったものの、得意な教科、できる単元がない状況でどこから手を付けたらいいのか、何をサポートしたらいいのか。と途方に暮れました。当の本人は「僕は塾に行き始めたのが遅かったし」というばかりでした。テストの直し、漢字、計算のチェックを一緒に始めましたが、やらなければいけないことが多すぎて、時間がかかり、お互いイライラし、やりたいことは終わらずという悪循環。とうとう息子も勉強の話、受験の話が始まると、不機嫌になり、耳をふさぐようになりました。親としてもできる限りのことはしてやりたい、でも聞く耳を持たない息子の横に無理やりつくのは意味がないと考え、息子が自分でスイッチを入れるのを待つことにしました。
志望校選びではいくつかの学校を見学しましたが、自宅から一番遠い学校を気に入り、そこに合格しなかったら、高校受験でもう一度チャレンジするため地元の中学に行くとまで言う始末。息子が自分で決めた目標ならば応援しようと、第一志望に決めました。6年生になると、息子も塾に通うことに慣れ、受験生としての自覚も出てきて、親も見守る方に重きを置いたのがよかったのか、成績は緩やかに(本当に緩やかに)上がっていきました。とはいえ、入試までに間に合うのかと不安になり、面談で「成績が上がる魔法はないですか?」と相談してしまったこともありました。(町野先生に「魔法はありません」ときっぱり言っていただきました…)
夏が近づいてくるころ、勉強の合間に息子がはまったことは、Google mapの航空写真で、第一志望校を見ること…。募る思いが増すばかりの姿に、「あー、絶対第一志望に受かってほしいなぁ」と夫がつぶやくと「僕はパパの10倍くらい合格したい」とこたえる息子。
この時のことは受験が終わった今でも鮮明に覚えています。あの一言で、私たちは息子の思いは必ず叶うという、根拠のない自信を持つことができました。
夏期講習以降は、息子の目の色も変わり、自分から勉強するようになりました。なかでもオンライン自習室は、フル活用させていただきました。画面の向こうに仲間や先生方がいることが、どんなに力になっていたかと思います。
志望校対策も始まり、自習も含めて毎日塾に行くようになりました。計算のスピードや精度、漢字の正答にも成果が出るようになりました。ただ、12月最後の首都模試の第一志望校合格可能性は30%以上。志望校対策での過去問演習でも、思うような点数が取れないことが続いていました。でも、息子は焦る様子もなく積み重ねている姿、毎日前向きに課題と向き合っている姿を見ていたので、私たちも、焦らなくていいのかなという思いを抑えて息子を信じて祈ることと、体調管理のサポートに徹しました。
中学受験を終えて思うことは、息子の強い思いが合格を手繰り寄せたのだということです。一方で、伸学会のHRで週間スケジュールを一緒に考えて下さったり、目標達成のためにどんな対策を立てるか、誘惑に打ち勝つにはどうすればいいかなど、を伸学会でお世話になった1年と5か月で身につけて頂いたからこそだと思います。そして、家族以外にも親身になってくれる大人がいるという絶対の信頼感があったからこそ、安定して受験期を乗り越えられたのだと思います。本当にありがとうございました。そして、仲良くしてくれてたくさん励まし合ったお友だちも本当にありがとう。
最後に、スーパーマイペースな息子の直前期~合格後の突っ込みどころ満載の名言集をお伝えします。()は私の心の声です。
本番2週間前⇒「中学校の入学式の夢を見た」「志望校だった」(叶うといいね)
1/31⇒「算数の苦手分野を克服できた!」(…間に合ったね。というか今ですか?)
2/1午前受験の直後⇒
・「算数で失敗した。だから休み時間に次戦を合格パスポートに書いたよ」(ナイス切り替え!)
・「国語と社会はいつも通りくらいできた!」(いつも通りだとキビシイですよ)
・合格翌日⇒
「最後の模試、合格の可能性30%以上だったから、嬉しかったんだ」(喜ぶ成績ではないです)
夕飯時にしみじみと「うれしいな。」(本当によかったね。頑張ったね。合格おめでとう!)