子供の成長が運任せになっていませんか?

こんにちは。伸学会目黒校の高橋です。

平昌五輪が終わりましたね。

スキージャンプの高梨沙羅選手の銅メダルに始まり、スピードスケートの高木美帆、小平奈緒選手の金銀メダル、男子フィギュアの羽生結弦選手の五輪連覇など日本の選手が頑張っていましたね!

その中継で競技が始まる前に選手の名前と国旗が紹介されているのをぼんやりと見ながら、自分の中学受験時代、社会が得意科目になったきっかけを思い出しました。

 

携帯電話もインターネットもなかった私の小学生時代、昭和の終わり。

グローバル化が進んだ今よりも世界の国々までの距離は、心理的にとても遠いものでした。

私が世界の国々の名前を次々と覚えていったきっかけは、友達やいとこの家で読んだ「キン肉マン」という漫画でした。

キン肉マンの仲間であるテリーマンはアメリカ出身、ロビンマスクはイギリス出身、ウォーズマンはソ連(!)出身、ブロッケンJrが西ドイツ(!)代表。時代を感じます。まだ冷戦が終わっていませんでしたから、ソ連や西ドイツがありましたね。

キン肉マンに出てくる超人全てはもちろん書ききれませんが、それに対応する国旗は完璧に覚えていました。

また、キン肉マンの額に肉と書かれているのは有名ですが、テリーマンの額には米と書かれていました。

そんなひょんなことからいつのまにか米国=アメリカと覚えていました。

そして、高橋少年はアメリカ=亜米利加と書くことを覚え、ロンドン=倫敦、ニューヨーク=紐育など無駄な知識を覚え、戦争時代英語が禁止され、全て日本語で表現していたことなどどんどん雪だるま式に知識を増やしていきました。

 

また同時期に、外国との距離を縮めてくれたのはクイズ番組でした。

愛川欽也さん司会の「なるほど!THE ワールド」でいろいろな外国の情報を詳しく知りました。

ベネチアではとなりの家まで舟で移動している映像を見てかなりの衝撃を覚え、エンディングに流れるタヌキの歌でエチオピアの首都はアジスアベバであることを知りました。

両方ともインパクトが強烈でしたね。

大橋巨泉さん司会の「世界まるごとHOWマッチ」で世界の通貨単位をだいたい覚えました。

ビートたけしさんや石坂浩二さんが楽しく盛り上げてくれながら、イタリアの通貨はリラ、フランスの通貨はフラン、ドイツの通貨はマルクとどんどん覚えていきました(今となってはユーロで共通になってしまい、全部無駄知識になってしまいましたが笑)楽しいという感情が伴っていますね。

 

こうして振り返ってみると、無意識に伸学会の理社の記憶強化のセオリーを実践できていました。
① 雪だるまの核を構築
② インパクトを強烈に
③ 楽しいという感情を伴わせる

なるほど。社会が得意になったわけです。

理社が得意になるきっかけは、どこに眠っているかわかりませんね。

 

さて、ここで考えてみて欲しいことがあります。

私の両親は、「キン肉マン」どころか漫画の単行本を家に置くのを全面禁止していました。

また、自分の息子の社会を得意にしようと、「なるほど!THEワールド」や「世界まるごとHOWマッチ」を意図的に見せていたわけでもないと思います。

確かに理社が得意になるきっかけはそこかしこに眠っています。

しかし、私がいろいろなことをきっかけにして社会が得意になったのは、あくまでも結果論。

運が良かっただけです。

それを眠らせたままにしてしまい、理社が苦手になっている子もそこかしこにいるのが現実です。

あなたのお子様が成長するかどうかが、運任せで良いのでしょうか?

 

私たち伸学会では理科実験教室、社会科見学など、様々なきっかけを意図的に用意しています。

ちゃんと意図的に導けば、あたり前ですが運任せよりも理社が得意になる可能性は跳ね上がります。

あなたも我々と同じように、お子様に種を蒔いて、理社の花を咲かせませんか?

ぜひ今日から種蒔きに取り組んでみてくださいね!


3月17日 ロボットプログラミング講座体験会@目黒校

3月18日 速読・パズル道場体験会@目黒校・自由が丘校

3月21日 ロボットプログラミング講座体験会@自由が丘校

3月26日~29日、31日~4月3日 春期講習体験授業

3月通常授業の体験生も募集しています