勉強の「密度」を上げるには、、、

こんにちは。小泉です。

秋の文化祭のシーズンも終盤ですね。
春の学校もありますが、どちらかといえば9月から今くらいの時期にかけてやっているところが多いんじゃないでしょうか。
皆さんはどこかの学校を見に行きましたか?

小学生の視点からだとまだ文化祭は「行くもの」で、そのとき限りのものですよね。
でも、私は高校生の個別指導を担当しているので、視点が高校生寄りです。
そちら側から見ると文化祭は、そこに向けていろいろと準備を進めていく、時間的に幅のある結構大変なイベントです。
終わってホッとしたというような心境ですね。

そして、私の担当している生徒は、気持ち的にここで一区切りがついたのか、目の色を変えて勉強し始めました。
今まで以上に生徒からの熱心さが伝わってきます。(^^)

とても良いことではありますが、こんなときに気を付けなければいけないことがあります。
それは「質」を大事にすることです。

「勉強しよう」と意気込んで、一秒でも長く!と思って勉強時間を増やすと、効率の悪い勉強になってしまいがちです。
文化祭や運動会のようなこれまで忙しかったイベントが終わったときや、部活の引退後、あるいは夏休みなどの長期休みで、時間があるなかで勉強しているときなどは危険です。
メリハリのない勉強になってしまい効率が悪くなることがよくあります。
しかし、効率悪いことに自分で気付いてなかったり、気付いてもなかなかそれまでの勉強法を変えてメリハリをつけるのは難しかったりします。

ちなみにこれはもちろん中学受験でも同様です。
野球やサッカー、ピアノやバレエなど、それまで結構な時間を使ってやっていた習い事を、受験に集中するためにやめたはずなのに、思ったよりも成績が上がらない。
これってかなりありがちな落とし穴です。

たしかに量をこなすことは必要です。
しかし、それは質がともなってこそです。
特にまだ受験まで時間が半年以上あるうちは、量増やすよりも質を高めることを意識するべきだと考えています。
そして、質を高めるためには、目的意識を持ち、計画を立てて行動することが大切です。
高校生になってもなかなか難しいことですけどね。

伸学会の集団授業では計画を立てることの重要さとその方法を教えています。
今ちゃんと練習をしていれば、大学受験の勉強計画も上手く立てられます。
手を抜かずに頑張ってほしいと思います(^^)/