「怒るしか能が無い大人」からの脱却大作戦

こんにちは。伸学会代表の菊池です。

  

昔々、まだ私が塾講師を始めたばかりの頃。

まだ3年目くらいだったと思います。

ものすごく怒って、叱って、怒鳴って、
罵声を浴びせて育てた学年がありました。

  

その結果、やめていく子が何人かいました。

  

確かに、残った子たちはみんなとても成績があがりました。

歴代の中でも、よく成績が上がった学年でした。

  

でも今思い出すと、
申し訳ない気持ちになります。

やめていった子たちに、
勉強なんかもう嫌だって気持ちを植えつけてしまったんだろうな。

残った子たちにも、
そんな気持ちを植えつけてしまっただろうな。

  

なぜそんなに怒って育てたかといえば、必死だったからです。

  

その前の学年で、
受験指導で大失敗しました。

  

その学年も、
よく成績が伸びた学年でした。

模試でも良い判定が出ていました。

これはいける!!
と期待して、ワクワクしていました。

  

でも、誰も第1志望に合格しませんでした。

それどころか、
楽勝だと思っていた第2志望第3志望にも
落ちてしまう子もいました。

  

落ち込みました。
何より悔しかったのが、
生徒に逆に慰められたことです。

  

結果報告のときに
「受からなかったけど、1年間楽しかったよ」
って言われました。

  

そして保護者の方から後で
「合格発表を掲示板で見て不合格だとわかったとき、
最初に言った言葉が『先生悲しむだろうな』だったんですよ」
と伝えられました。

  

気を使わせてしまったことが悔しくて、
合格させられなかった自分の力不足が情けなくて。

  

同じ失敗は繰り返したくない!

優しいだけじゃ、
楽しいだけじゃダメなんだ!

結果を出せるようにしてやらなきゃ!
合格させてやらなきゃ!

  

そう思って必死でした。
必死に厳しくしました。

そういう方法でたくさん合格させている先生の真似をしました。
他のやり方を知らなかったから。

  

「怒るしか能が無い大人」というのは、
あなたのことではなく、あのときの私のことです。

でも、そんな育て方が良くないなんて、
ちょっと考えればわかることですよね?

  

「先生に怒られるのが怖くて泣きながら勉強してる」
と保護者の方に言われました。

そんなまともじゃない状況に生徒を追い込んでいました。

それで成績が上がっても、
合格を掴んだとしても、
本当に幸せなんだろうか?

あなたはどう思いますか?

  

「いや、幸せじゃないよな」と私は思ったんで、
違うやり方を探したわけです。

  

子供が楽しそうに勉強してくれたら嬉しいですよね?

模試に向けて、入試に向けて、
計画を立てて実行していってくれたら、
頼もしく感じますよね?

  

これらは大人になっても通じるものです。

あなたのお子さんが大人になったとき、
自分のその先のキャリアアップを見すえて、
スキルアップのための学びを積み重ねていくように
なっていてほしいと思いませんか?

  

この記事では、
あなたのお子さんの勉強への意欲を引き出して、
そんな風に積極的に勉強する子に変えていく方法について
お話ししたいと思っています。

  

なぜこのテーマかといえば、
理想に反して現実にはそんな子がとても少ないからです。

  

保護者の悩みの種No.1といったら、
だいたい次のようなものです。

  

勉強しろと言ってもやらない。
何も言わなくてもやらない。
結局どうしてもやらない。

  

そして怒りが爆発して、
子供に罵声を浴びせてしまう。

結果、子供はへそを曲げてますます勉強が嫌いになり、
自分は自分で自己嫌悪。。。

これが延々と無限ループしていく地獄。

解決策が見えず、終わりも見えず、
ただただ苦しみが、心の痛みが、無限に繰り返されるのですから
地獄としか表現のしようがありません。

  

怒る他に方法を知らない状況のつらさ、
よくわかります。

実際に私がそうだったわけですから。

  

でも、それで仮に子供が勉強してくれたとしても、
成績が上がって受験に合格したとしても、
後に残るのはまた別の苦しみだけということも私は知っています。

  

だから、そんな状況を変えて、
子供が前向きに学習に取り組み、
成長していき、
それを優しい気持ちで見守れるようになるための方法について
今回はお話ししたいと思っています。

  

もしもあなたのお子さんが、
既に自分から意欲的に勉強に取り組んでいるのであれば、
今回の話題はあなたには関係ありません。

  

もしもあなたもあのころの私と同じように、
子供に勉強をさせる方法で悩んでいるのでしたら、
今回の話題はきっと役に立つと思います。

  

成績を上げるためには、
結局のところ勉強しなければいけません。

だから、指導者や親は、
子供の勉強へのやる気を引き出す方法をどれだけ知っているかが重要です。

子供によって性格はバラバラです。

ある子にうまくいったことが、
他に子にうまくいくとは限りません。

兄弟姉妹だって、
響くポイントが全然違うというのはよくあることです。

  

本で読んだりインターネットで調べたりして、
これは効果がありそうだ!と思ったことを試してみても、
うまくいかないとか持続しないとかってありがちですよね?

それは場当たり式なやり方をしているのが原因です。

道具箱がグチャグチャな状態です。
手に取った道具がはさみでは、ねじは回せないのです。

  

子供の心のどの部分に対して
どんな刺激を与える方法なのかわかっていなければ、
効果がない場合が多いのは当然です。

  

たまにうまくいっても、
なぜうまくいったのかわからなければ再現性はありません。

まずはやる気を引き出す方法を体系的に整理しましょう。

  

その体系として、
私たちが使っているのが「ARCS」モデルです。

  

1.注意(Attention)…「面白そうだ」

子供の興味を引き探究心を喚起したり、
マンネリを避け、
子供に「面白そうだなあ」と思わせることです。
子供が小さいうちは、特にここから入ることが大切です。
多くの場合、子供は遊びを通じて様々なことを学んでいきます。

  

2.関連性(Relevance)…「やりがいがありそうだ」「自分に関係がありそうだ」

与えられた課題を受身的にこなすのでなく、
学習目標に対して親しみをもたせ、
子供が自分のものとして積極的に取り組めるようにさせることです。
そして、目標に向かうプロセスを楽しめるようにし、
子供に「やりがいがありそうだなあ」と思わせます。
最初は「面白そうだ」で始めた塾通いから、
徐々に受験に向けて意識を高めていくステップです。

  

3.自信(Confidence)…「やればできそうだ」

ゴールを明示し、成功の機会を与えましょう。
成功体験の積み重ねが、自信を育てる一番の方法です。
あることを成功体験と思うかどうかは本人の気持ちが決めます。
例えば偏差値30から40にあがったときに、
あなたはそれを喜ぶことができますか?
そこであなたが喜ぶことで、
「成功した、私にもできた」とお子さんが思えば、
それが自信につながります。
逆に、「まだこんな成績なの・・・」という反応を見せたらどうなるか、
わかりますよね?

  

4.満足感(Satisfaction)…「やってよかった」

学習の結果を無駄に終わらせないようにしましょう。
目標に到達した子供をほめて認めることが大切です。
公平な評価を行い、「やってよかったなあ」と思わせましょう。
この「満足感」については、
伸学会の指導法の体系の中では「習慣化」に繋がる要素としての位置づけが強いですが、
ARCSモデルの中では「やる気」の要因の1つとして分類されています。

私たち大人からの働きかけはもちろん、
子供たち自身の自己評価においても、
「やってよかった」と思うように導いていきましょう。
先ほどの偏差値30から40にあがったときに・・・という話はここでも同じことです。

  

これまで私たち伸学会が行ってきた、
やる気を出させる声かけの方法や評価法なども、
これらで分類するとそれぞれどこかに当てはまります。

  

子供にやる気を持たせたいと思ったとき、
この子に足りないのはどれだろう?と考えると、
けっこう簡単にその子に合ったツボが見えてきたりします。

  

この考え方は実は子供に限った話・勉強に限った話ではなく、
あらゆる行動の動機を考えるのに役立ちます。

  

例えば、あなた自身の仕事や家事、
子育てに対しての「やる気」の源はどんなものですか?

  

それは分類するとどこに入りますか?

 

これから新たな「やる気」の源を作ろうと考えた時、
どんなものが増やせそうですか?

  

子供の行動を変えさせたいと思ったときには、
子ども自身にも変えたいと思わせなければいけません。

そのための「怒る」以外の方法を覚えて使いこなしてみませんか?

  

その方法について学びたいという方にだけ、
第15回の親ゼミの動画をご提供したいと思います。

第14回で、ARCSのRについてお話をしました。

そして、超親ゼミⅠではAとCについてお話をしました。

  

この第15回では、

Sの「やって良かったと思わせる方法」を掘り下げ、

子供が勉強を自分で継続できるように育てることをテーマにお話しします。

  

この親ゼミは、
すでに子供が日々やる気をもって勉強に取り組んでいて、
あたたかく見守れているという方のためのものではありません。

かつての私のように、
どうにかしたくて必死で、
でもどうしたらいいかわからなくて、
その方法を求めているという方のためのものです。

  

このセミナーで子供のやる気を引き出す方法を実践できるようになれば、

怒ったり脅したりして子供を勉強させて罪悪感を感じたり、

親子関係が悪くなって苦しんだりすることはなくなります。

  

穏やかな気持ちで、

子供の頑張る姿を見守れるようになります。

ダイジェスト動画はこちらです。

テーマ:「子供を勉強好きにする方法②」

時間:約2時間

提供方法:Youtubeの限定公開
スマートフォンでの視聴も可能です。
ダウンロードはできませんのでご了承ください。

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