最近悟りを開くため体質改善のために食事制限をしている菊池です。
アレルギー体質とかがいろいろと治ると言われたので、尾本先生と2人で受験がひと段落した2月の中ごろから1ヶ月ちょっとデトックスに取り組んでいます。
食事が基本的に塩分と糖質抜きの腎臓病の人のような食生活です。
これをやる中で、子供たちに共感する出来事があったのでちょっと聞いてください。
できない子の気持ちがとてもわかってしまったのです。
この食事制限ですが、食べてはいけないもの・食べなければいけないもの・飲むサプリメントの類などが、けっこう細かく決まっています。
こんな感じ↓
この中で、「いったいどれくらいの量???」というのがさっぱりわからずに困惑したものがありました。
そこで、デトックスの指導をしてくれているマイ弟(鍼灸師)に聞いてみたところ、「そんなことも知らんの?」と呆れられました。
尾本先生にも確認したところ「常識ですよ・・・」と言われてしまいました。
なんのことだかわかりますか?
ここにある「1/2カップ」の意味がわからなかったんです。
この「プロB・4ヨーグルト」というのは、自家製ヨーグルトで、送られてきた専用手作りキットで作るんです。
1回で1リットル作ります。
その1/2を食べるのか?
けど500mLも一気に食べるわけないよな??
と困惑したというわけです。
マニュアルの全てのページを細かく見ましたが、1カップが何mLなのかはどこにも書いていませんでした。
1カップ=200mLって常識なんですか???
料理なんてしたことないから本気でわからなかったです。
これ、先週の記事で書いた「なじみが無い」ってやつです。
私にとって1カップ=200mLなんて、どこかに書いといてくれなきゃわからんよ!という内容なのです。
牛乳が1パックで1Lとか、ペットボトルはだいたい500mLとかがピンとこないという子供たちの気持ちがよくわかりました。
知らなきゃどうにもならんよね。。。
さて、前置きが長くなってしまいましたね。
今回取り上げている「かさ」の単位(L/kL/dL/mL/㎥/c㎥)ですが、前回の「長さ」や「重さ」に比べていっそう子供たちは苦手です。
間違えまくります。
だって日常生活の中でほとんど使わないでしょう?
繰り返しやらなければ身につかないですが、だからといって授業の中でこんなことを繰り返しやるわけにもいきません。
教えなければいけないことは他に山ほどあります。
だから子供たちの多くはずっと苦手なままで受験までいってしまうのです。
結果、ここでもまた「解き方はわかっていたのに単位換算で失敗して×になった(T_T)」ということが頻発します。
そこで!これもまたご家庭で普段から触れておくのがおすすめです。
そのための簡単な方法がこちら!
これは菊池愛用のプロテインシェイカーです。
最近のデトックスでは、サプリメントの類を配合するのにも大活躍しています。
○○mLというメモリが入っているのがわかりますか?
これがとっても便利なんです。
なじみのない「かさ」の単位に触れることができます。
ぜひこれを今日からコップ代わりに使わせてやってください。
もちろんふた付きのシェイカーではなく、ふた無しの計量カップでも構いません。
計量カップなら100均でも売っていますよね?
前回「cmとmmは間違えるやつが少ない」と書きました。
それは触れる機会が他に比べて圧倒的に多いからです。
mLも同じように、触れる機会を増やせば良いのです。
今日から牛乳を出すときにも、「何mL飲む?」「それってLに直したら○Lだねー」「dLにすると○○dLだよ」とつぶやいてやってください。
いろんなパターンで2~3ヶ月もやれば自然に聞き飽きて覚えてくれますよ。
コップをシェイカーや計量カップに変えたところで洗い物の量が増えるわけでなし、これなら簡単に続けられますよね?
ちなみに牛乳パックの大きいサイズは日本全国どこでも1Lというわけではありません。
沖縄県では946mLという微妙に1Lよりも少ないサイズとなっています。
なぜだかわかりますか?
こんなネタも、子供に興味を持たせるきっかけにできるかもしれませんね。
他にはどんなときに単位に触れる機会を作れるでしょうか?
ぜひぜひあなたも工夫してみてくださいね。
ということで、今回もまた「単位になじませる」がポイントでした。
テストで子供たちがなかなかできない問題は、ざっくり言って「難しいこと」と「簡単だけど反復が必要なこと」の2つです。
後者は家庭の中でうまく工夫して身につけさせておくと、お子さんの勉強が後で本当に楽になります。
ぜひやってみてくださいね。
4月22日に親ゼミを開催します。
今回のテーマは『効率的な学習法:実践編』です。
「目からウロコ」をたくさんお届けします。
ご期待ください。
詳細の告知は4月初旬を予定しています。