逆転合格に欠かせない要素とは?

目黒校高橋です。

今日は、以前の記事に書いた、「合格率20%未満からの大逆転」という奇跡を起こしたA君の逸話から、逆転合格に欠かせない要素が何だったのか、をお話ししたいと思います。

それは3年前の2月上旬。
以前勤めていた大手塾で、A君がお母様と一緒に合格報告に来てくれました。
講師冥利に尽きる、とてもうれしい瞬間ですね。

その際、お母様にこんなことをおっしゃっていただきました。
「先生に過去問10年分、直接見てもらったおかげで合格できました。本当にありがとうございました。隣の〇〇(地元大手塾)に通っているZ君のお母様にこのことを話したらとても驚かれました。うちはそんなこと全くしてくれなかった、と。私自身初めての中学受験でしたので、こういうものなんだろうと勝手に思っていて失礼しました、、、。」

そうなんですよね。
一般的な大手塾は生徒の数が多いので、生徒個人個人の過去問を管理し、細かく指導することは、現実的にできません。
「してくれない」というか、「したくてもできない」んですよね。
それどころか、大手でなく生徒の数が少ないところでも、できている塾がどれほどあるか。
塾長が1人で経営をしているような小規模塾ですと、どうしても日々の仕事に追われます。
すると、時間がかかる過去問の答案添削とその後のフォローアップいう作業には、時間が割り振れません。
ですから、生徒の過去問の答案の添削を業者に委託している塾さえあります。(そういう「塾を対象にしたサービス」が実際にあります。生徒へのフォローアップってどうしてるんでしょう??)

だから、「過去問演習」と一言で言っても、やっている内容の実態は塾それぞれで大きく違うのです。

例えば、ある大手塾のケースですと
①   偏差値の高い、塾にとって実績となる学校では専門の対策講座がある。
しかしそうでない学校の講座はない。
(=実績にならない子は対策をしてもらえない)
②   対策講座では主に正答率の低い(1桁の)問題の解説が行われる。
(そんな捨て問の解説をしても…と思いました)
③   6年後半で集中開催される講座のため、先生が生徒と初対面のケースが多い。
(どんな子かわからないので、教えるのが大変です)

という感じでした。
多かれ少なかれ、大手塾の過去問対策というと、こういったイメージだろうと思います。

しかし、3年前の私は、大手塾の中にいながら少人数制の最上位クラスを任されていたので、頭の中にあった理想の過去問管理を実現できる環境にありました。

そこで、
①   解説する問題は個人個人で変える。合格最低点に達していなければ、その子に合わせて「合格点をとるためにはどの問題を正解すべきで、そのためにどう時間を配分して捻出するのか」の道筋を示す。
②   合格点に達している科目も、正答率が高いが間違えた問題、丸になっているが勘で当てた問題を洗いざらいチェック。
取りこぼしを見逃さず、得点を引き上げる。
③   生徒と長年の付き合いで距離が近いので、その子の思考回路を想像できる。それを元に志望校の問題の「こういうことができる子に入学して欲しい」というメッセージに対する意識を細かく形づくる。
といったことをしていました。

もちろんその過去問だけの指導で終わらず、その後問題集の該当箇所にマーカーを引き、算数なら類題を、理社なら周辺知識の復習を、国語ならセオリーを確認をさせました。
それだけその子に合わせた志望校対策を手厚くやると、その学校の入試問題では点数が取れるようになるものです。
結果、A君のように大逆転合格を掴んでくる子が毎年現れました。

はっきりと言います。
これが集団での(有名校)対策講座ではできない、個別の過去問指導のメリットです。
逆転合格に欠かせない要素が何か、ご理解いただけたでしょうか。

もちろんこういう指導をしていれば、逆転合格だけではなく、受かるはずの子は一層ちゃんと受かってきました。
とても手応えと達成感がありました。
ただ、後悔もあります。
自分の個人プレーでしかなかったため、同じ校舎に通う他クラスの生徒全員に同じことはしてやれなかったことです、、、、、

しかし伸学会では、私が個人で行っていた個別の過去問指導が、「過去問演習講座」としてシステム化されています。
この講座では、生徒がそれぞれの志望校の演習計画を立てています。
だから、講師が事前にその日に行う問題を解いているという準備周到さです。
さらに、講師がチームで担当することで、以前私が独りで行っていた管理よりも、よりきめ細かい答案添削、それぞれの生徒の思考回路への同調、そして志望校からのメッセージへの対応が実現できています。

3年前とは違い、塾に通う全員の過去問管理ができる理想の環境に期待感でいっぱいです。
来年2月上旬の合格の報告を夢見て、全力で。


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