吉田が親にされて嬉しかったことその2

こんにちは。吉田です。


先日のブログに引き続き、親にされて嬉しかったことを書きます。

10月8日に親ゼミを開催しました。
私自身学ぶことがたくさんあり、毎回楽しみにしている企画です。
今回のタイトルは「子供が伸びるしつけ」でした。
聞いてる中で母親と重なったところがありました。
それが今回の親にされてうれしかったことその2でもあります。

「自分の気持ちを聞いてくれたこと」
母親はとにかくおしゃべりが好きで、1日の最後に今日どんなことがあったのかを必ず聞いてきました。
良い事も悪いことも含めたくさんの話をしました。
受験をすると決めた時にも納得がいくまで話を聞いてくれました。
「どうして受験したいの?」
「将来どういう職業につきたいと思っているの?」
「勉強すると我慢しなくちゃいけないことも出てくるけど大丈夫?」
大人でも考えこんでしまうような質問をされました。
あまりのインパクトに脳が衝撃を受けたのでしょう、今でも鮮明に思い出すことが出来ます(笑)
「塾に行って勉強してみたい。」
「美術の先生になりたい。」
「頑張ってみる。やってみたい。」
この言葉を伝えた時の母親の言葉は全て「分かった」でした。

「子どもが伸びるしつけに大切なことは子供の考えていることを聞いてあげることです。
すぐには答えが出てこないこともあると思いますが焦らず待ってあげてください。」
秦のこの言葉を聞い時に当時の状況が蘇りました。

子供の頃の自分を思い返すと子供なりに一生懸命考えて行動していました。
みなさんもきっとそうだったと思います。

そして、自分で決めたことは他人に言われたことよりも守ろうという気持ちが強かったのも覚えています。
大人になると結果ばかりに目がいってしまい、失敗する時間がもったいないと考えてしまいます。
子供が失敗しそうな道に進もうとしていると先回りして通れないようにしたくなる気持ちも分かります。
私もそうなってしまう時があります…。
今度からそんな気持ちが出てきたときには呪文を唱えることを決めました。
「失敗が許されるのが子供の特権だ。
失敗した時にしか気が付けないこともたくさんあったはず。」

「理想の自分はどんな状態かな?」
「今の自分はどうだろう?」
「どういう行動をしたらいいと思う?」
生徒の気持ちに耳を傾け、どうしたら成功できるのかを一緒に考えていきたいですね。