お久しぶりです。伸学会講師の山崎です。

 

2月1日まで残り1週間ほどとなりました。

 

受験生のみなさんはいよいよといったところですね。

 

 

本番が徐々に近づいてきて、不安から緊張してしまう子も多いと思います。

 

僕も中学受験経験者なので、その気持ちは手に取るように分かります。

 

 

今回のブログは、受験生だった当時のことを振り返りながら、

そこから学んだ教訓を書き、受験生のみなさんにエールを送りたいと思います。

 

 

長文になりそうですが、このブログは受験生のみなさんには

 

是非読んでもらいたいと思います。

 

 

 

僕は8年前に中学受験をしました。

 

今では色々な生徒に、

 

「自信を持って！」、「ポジティブに物事を考えよう！」など、

 

前向きな姿勢を大事にするよう指導ができています。

 

 

ですが、当時の僕は根っからのネガティブ人間でした。

 

何でも悪い方向に物事を考えてしまうような性格をしていました。

 

そのネガティブ思考はとても厄介でしたが、そのおかげで

 

「ネガティブ思考が試験の合否にまで強く影響してしまう」ということが

 

身に染みて分かりました。

 

 

僕が志望していた中学は、かなりレベルの高い中学がほとんどでした。

 

過去問を解いてみてもなかなか合格最低点に届かず、

 

模試での判定もあまりよいものではありませんでした。

 

 

自分ではそれなりに勉強量は積んだつもりでした。

 

それでも他の受験生の子と競えるレベルまで達している自信が持てなかった僕は、

 

ネガティブなことばかり考えるようになってしまいました。

 

 

そのまま心の成長できず、迎えた2月1日。

 

当日は母と、当時算数を指導し応援に駆けつけて来てくれた現代表の菊池と

3人で電車で中学まで向かいました。

 

しかし、その車内で僕の顔は硬直していました。

 

緊張から、というのもありますが、一番はやはり

 

「自分に自信が持てなかった」

 

というのが大きかったと思います。

 

当時のことは鮮明に覚えています。

 

僕は会場に向かう時点ですでに気持ちで負けていたのです。

 

 

会場に到着しても、周りを見れば自信に満ち溢れた他の受験生の顔がありました。

 

周囲の雰囲気に圧倒されました。

 

僕の気持ちはより一層暗くなり、そのまま試験を受けました。

 

 

結果はどうだったか、は想像するのはたやすいと思います。

 

 

最終的には一校だけご縁があり、どうにか合格をつかむことができました。

 

 

しかし当時を振り返ると、最後の最後まで僕をサポートしてくれた菊池代表には、

 

今も申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

 

 

毎年この時期になると、いつもこのエピソードを思い出します。

 

 

そして、そのたびに

 

受験生のみんなには絶対に僕と同じ失敗をしてほしくない

 

と、強く思うのです。

 

 

国語の問題では、しっかり文章を読んで解答の根拠を逃さないこと。

 

算数の問題では、自分がその式で何を求めているのかを理解すること。

 

理社の問題では、用語をできるだけ多く頭に詰め込んで試験に臨むこと。

 

これらのことは、試験に合格するためには必要なことです。

 

絶対に意識してほしいことではあります。

 

 

ですが、試験で「成功」するためには上にあげた3つのことでは不十分です。

 

試験の結果を左右する最大の要因は「気持ち」です。

 

なぜなら、人はワクワクしたポジティブな気持ちでいるときが、

 

最も能力をはっきできるからです。

 

 

「自分に自信を持って、ポジティブ思考で」試験に臨むことができれば、

 

合格はもう目の前です。

 

 

 

では、自信を持つためにはどうすればいいか？

 

それはこれまでの自分の努力を振り返ることです。

 

そしてその準備は、伸学会に長く通い続けたみなさんならもうできていますよね。

 

これまでに解いてきた過去問のファイルを見返してください。

 

ノートを読み返してください。

 

努力の証がそこにあります。

 

今までのみなさんの血のにじむような努力は、僕を含め伸学会の先生全員が見てきました。

 

安心して、試験に臨んでください。

 

 

もしそれでも不安感がぬぐえないようなら、もう１つ秘訣を教えます。

 

鏡の前で笑ってみてください。

 

何言ってるんだこの人は、と思うかもしれません。笑

 

ですが、僕たちが思っている以上に笑顔の力は絶大です。

 

誰かの笑顔を見るだけで、こちらも明るい気持ちになり、元気が湧いてきます。

 

 

試験会場の入り口の門を、

 

自信を持って、笑顔で、胸を張って、くぐっていける子には、

 

必ず明るい未来が待っています。

 

 

ポジティブな気持ちを忘れずに、試験を受けてきてください。

 

応援しているぞ！！！