「シンプルな計画」の大きな力

伸学会目黒校の尾本です。

最近目黒校の生徒たちの様子が大きく変わりました。
午前中から自習に来る生徒達の、スタート前の「なにやろうかな~」的な時間が減りました。
また、6年生は個別指導から始まる生徒が多いのですが、その子達もスムーズに授業に入れています。
5~10分の小さな差ですが、1日1時間ムダを無くして勉強時間に変えられれば、講習中だけで20時間もの差になります。
とても良い傾向です(^^)

子供たちがこのように変わった理由が、「シンプルな計画」です。
今回の講習からは帰宅前に翌日の学習計画を立てさせています。
だから、翌日の行動が、とてもスムーズで良い形になっているのです。

以前から学習記録に予定を書く欄はありました。
ですが、この7月から学習記録をリニューアルし、計画のスペースを大きくしました。
そして、より行動に移りやすい計画にするために、以下の要素を計画に入れるようにHRで指導しました。
・いつ
・どこで
・何を
・どれくらい
・どうやって
これらを入れるだけで見違えるような成果が生まれました。

これから6年生は入試まで毎月のように外部模試を受験します。
大切なのは、その結果を振り返って、その後の行動にどう活かすかです。
成績が悪かったら、苦手単元の復習をしたり、学習時間を増やしたりしなければいけません。
その際に、この「行動に移しやすい計画」を立てる技術が役になってくれることでしょう。

では、成績が上がったときはどうするのが良いのか?
実は、それも講習中のHRのテーマの1つなんですよ(^.^)

夏期講習は2日間で通常の1週間分の学習をするので、HRも2日に1回あります。
他の科目同様、集中して学習できるため、いつも以上に力を入れて指導しています。
今回のブログのテーマである「『シンプルな計画』の大きな力」は、さっそく生徒に大きな影響を与えられました。
他にも「自己認識」や「意志力」など、いろいろな角度から自己コントロール力を高める取り組みをしています。
それらも効果が表れるのが楽しみです(^^)

次回もまた別のテーマについてブログを書きますね。