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こんにちは。目黒校講師の荒見です。
夏期講習もいよいよ後半戦ですね!
今回の夏期講習では、「計画を立てて勉強すること」を重点的に指導しています。
計画を立てると、実行に向けて心と体が動くようになるからです。
(コラム:計画を立てさせたら2.5倍の成果が上がった話)
今は計画を立てることの大切さを伝える側の私ですが、実は中高生時代は計画の重要性をまるで分かっていませんでした。
というよりも、意識したことがありませんでした。
中高時代は、何も言わなくても、頭の中で勉強計画を立てている子がほとんどだったからです。(もちろん紙や手帳に書き出している子もいました。)
「この問題集を9月中に終わらせるから、毎日5ページ進める」といった長期的な計画から、
「今日は塾に行くまでの時間で数学の宿題を終わらせて、帰ってから英語のテスト対策をする」といった短期的な計画まで、
成績の良い子ほど特に、良い計画を自然に立てていました。
そうやって自分も周囲も計画を立てて勉強することが当たり前の環境に居たから、逆にそれが大事だなんて思いもしませんでした。
(※菊池より注:桜蔭という環境の特殊さがわかります。そういう子達だからこそ桜蔭に合格できたとも言えます。)
どうして自然に計画が立てられるのか?
それは、計画を立てることに”慣れている”からです。
同じ小学生でも計画を立てるのが早く正確な子、時間がかかる子、見積もりが甘い子、など様々です。
それは、計画を立てる才能があるかどうか、ということではなく、
日頃から計画を立てて勉強しているかどうかの違いです。
小学生でも中学生でも高校生でも関係なく、慣れている子は上手に計画が立てられる、というだけです。
実際に、私は小学6年生と高校3年生に全く同じような計画の立て方のアドバイスをしています。
小学生のうちに計画を立てる練習をしておけば、中学生になってからも自然に計画が立てられるようになりますね。
今、計画を立てて勉強することが、目先の中学受験だけでなく、中学生、高校生、大学生になってからの勉強につながるということです。
計画を立てるのが当たり前になるのを目指して、みんな学習記録の計画欄はしっかり書こうね!