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こんにちは。
伸学会代表の菊池です。
この記事をお読みのあなたはきっと、
お子さんに将来成績優秀になってほしいと願っていますよね。
私の経験上、
授業で教えたことをスッと吸収できる子は、
幼児から低学年の間にいろいろな体験をしています。
算数や国語のようないわゆる「勉強」を早い時期からつめこむだけだと、
多少スタートの時点でリードしていても、
その後伸び悩んでしまいます。
先々まで伸び続ける子にするために、
ぜひとも脳を刺激し、
脳の器を作る体験をたくさんさせてあげてくださいね!
って言われても、
忙しいとなかなかそんな体験させられないですよねぇ…
ということで、
伸学会では定期的に、
体験学習のためのイベントを行っているのです。
2/24(日)には第4回社会科見学として、
四谷三丁目にある「消防博物館」に34 名の生徒と5名の講師で行ってきました。
今回はそのレポートです。
だいぶ前の話ですよねーー。
なぜ今このタイミングか?
この前の6/9(日)に第4回理科見学に行ったのですが、
そのときにハッと
「まだ社会科見学レポをアップしていない!」
と気づいたからです。
やっちまった!!
ということで、
江藤が書いたレポートと
楠原が編集した動画を公開したいと思います。
動画はこちら↓
レポはこちら↓
—
こんにちは、江藤です。
今回は初めてお昼をまたいで
お預かりする形となりました。
第3回の理科見学後のアンケートで、
午前中からの開催を希望される方が多かったため、
初めて長時間の見学会とすることにしたのです。
朝9:30 に講師たちと目黒校で集合し、
9:50 の生徒集合に備えるつもりでおりました。
私は9:10 くらいには目黒校のエレベーターに乗るくらいの時間で来たのですが、
そこにはすでに目黒校の2名の生徒の姿が…。
え?は、早いよ、君たち…(^^;)
やる気がみなぎってるなーー。
そして10:00 になる前には生徒もほとんど集まって、
部屋はどえらい熱気に包まれました!
高学年クラスは5F、
低学年クラスは3Fに集合して、
それぞれ見どころ解説の授業を実施しました。
●見学での学びを深める「事前授業」
高学年クラスのメイン担当の先生は、長谷川先生!
サブで私、江藤!
撮影、大石先生!
いくつかの地図記号とその由来を説明した上で、
消防署の地図記号( )とその由来、
そして破壊消防について説明しました。
江戸時代中頃には、
100 万人を超える人が住むようになった江戸の町は、
所狭しと人がひしめき合って木造の家で暮らしていました。
そんな状況ですから、
「ケンカと火事は江戸の華」と言われるくらい、
江戸ではたくさんの火事が起こってしまいました。
しかし、水が貴重だった当時は、
水を十分に使った消火作業ができませんでした。
よって火事を止めるには、
火元の家とその周りの家を叩き壊す
「破壊消防」を行うしかなかったのですね。
第3回の「江戸東京博物館」の事前授業でも説明した、
「纏」の話もここででてきました。
前回参加した人は、覚えているよね?
江藤が授業をやったんだよ!!!?
(という軽いおどしをかけておきますよ!)
一方、低学年クラスのメイン担当は、
石井先生!サブで吉田先生!撮影、畠山先生!
こちらは、石井先生手作りのしおりを元に、
昔の火消しはどんな道具を使っていたか、
生徒に質問しながら進めていきました。
そして、今の地図記号との繋がりもお話ししました。
見た目で分かりそうな地図記号10 個をクイズ形式で紹介し、
頭がホットになったところで、授業は終了!!
●おまけ〜君は正解できるかな!?〜
今回みんなで学習した地図記号については、
女子御三家の中の桜蔭中学校が、
平成30 年度の入試でこんな形で出題しています。
方位がわかる4年生以上のお子さんはa とb の問題は解けるかな!?
3年生以下のお子さんはb に挑戦だ!
楽しく学んだことが、
桜蔭のような最難関の学校の問題にもつながっていくとわかると、
テンションが上がりますよね!
(答えがわかったらお母さんお父さんに教えてみて!)
事前授業が終わった後は、
いざ消防博物館へ!
5階には、江戸の火消しを再現したジオラマがあり、見入っている生徒多数!
また、いろは48 組の纏も飾ってあり、私は1人テンションUP!
おお!それぞれにカラーがあって面白いな~ (^^)
ちなみに、纏って戦国時代の戦の時に持っていた旗印や馬印が原形って知っていま
したか?
戦国時代好きな私はテンションが上がる上がる!
何人かの生徒たちは、
私の周りで私の話を聞きながら一緒に回ってくれました。
あと、江戸時代の人たちって、
結構ゲン担ぎをしていたってのも面白いところです。
たとえば、「い組」「ろ組」「は組」…と数えていくと
「ん組」のところは「本組」になっているんですね。
これは、「語呂が悪い」という理由以外にも
「ん→終わりを指すから縁起が悪い」
という理由で「本組」に変更されたのだとか!
面白いですよね~!
また、同じ5階から外に出られるところがあったので出てみると、
そこには展示されているヘリコプターが!
しかも、操縦席に座れる!!
結構な人が並んでいましたが、
せっかくこんなにいいものがあるんだから、ここは並ばないと!
ということで、生徒たちと一緒にお行儀よく並び(笑)、
そして順番が来たのでひたすらカメラマンに徹して、
生徒を撮影していきました。
(娘が大きくなったら、もう1回ここにきて、
その時に操縦席に乗るぞ!と密かに決意! 笑)
さてさて、いよいよ体験型の3階です。
生徒たちは早くこのフロアに行きたかったようで、
さかんに「早く3階に行こうよ!」
と急かされていました( 苦笑)
何と言っても、体験型の一番人気は「消化活動の体験」ですね!
伸学会の生徒もかなり並んでいましたが、
一般の方もかなり並んでいてました。
ゲームっぽいものもあって、
子供たちもとても楽しめました(^^)
そして、最後には校舎に戻って事後学習です。
地図記号をできるだけ多く覚えてから帰ろうということで、
吉田先生が作成してくれた低学年用~中学年用~高学年用の問題を、
みんな社会科見学の振り返りをしながら解きました。
楽しみながら答えることができたようですね(^^)
保護者の方が送ってくれたいくつかのご感想をこちらに載せておきます。
—
〈新小3・近藤希音さんの保護者様より〉
今回の社会科見学から帰ってきて、子供は地図記号で大盛り上がりでした。
消防車の模型に乗れたこと、
歴史を知れたこと、
そして地図記号のプリントが、
子供にとって楽しかったのだと思います。
親の視点としては、
年の近い大学生の先生たちとの交流があったこと、
ゲーム感覚で地図記号のことを学べたことが良かったと思います。
〈新小4・高成田渚さんの保護者様より〉
江戸時代の火消しが、
さすまたで建物を壊して消化していたこと等学んだ事や、
コスプレ・ヘリコプターに乗ったり、
消防車のサイレンを鳴らした体験を
目をきらきらさせながら話してくれました。
子供としては、
みんなでお弁当を食べたこと、
地図記号の意味を認識したこと、
新しい体験ができたことが楽しかったようです。
親子で色んな施設に行っても、
施設で得た知識を受験勉強とつなげることが難しいです。
このイベントでは、
事前の解説授業で興味を引き出してから見学に連れて行ってくださるので、
知識を刷り込む効果が大きいと思います。
—
また、今回引率してくれた先生のうち、
大石先生と畠山先生にもアンケートに答えてもらいました。
Q.社会科見学に参加する前と後で思ったこと・感じたことをBefore/After 形式で答えてください。
【大石奈央先生】
Before:見学前はもっと専門的に消防のことを学ぶのかと思っていました。
After:遊び感覚で学ぶ施設であったため、
生徒たちも勉強しているという感覚より
楽しみながら学んでいる様子でした。
【畠山莉佳先生】
Before:「社会科見学= 勉強しに行く」というイメージが強かったです。
After:ただ博物館の中をじっと見て回るのではなく、
模擬体験ブースで実際の消防車に乗ったり体を動かす様子が見られ、
楽しみながら学びを深めることができたと感じました。
以上、第4回社会科見学レポートでした!
小学1年生~4年生までの年齢1桁の子供は、
体験を通じて学ぶことが脳を育てるためにとても重要です。
ぜひあなたのご家庭でも、
キャンプに出かけたり、
こういった博物館に出かけたり、
いろいろな体験をさせて脳に刺激を与えてあげてくださいね!
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