悔しい気持ちが君を一歩前へ

「この前問題を解いたときに、『できた!』と思っていたら漢字を間違えてたんですよ。それで悔しくて覚えていたから、今回はできたっす!」

6年生の社会の授業で1人の男の子がそう話してくれて、めちゃくちゃ嬉しい気持ちに浸っている江藤です(^^)

この子は社会が苦手でどうしても宿題がなかなか進まず、取り組んでも覚えられないことが多く、時に宿題を志半ば(苦笑)の状況で提出してくることもあった子です。
ただ、宿題をやや絞り、繰り返し同じ問題を解かせていった結果、悔しい気持ちをバネにしてようやくできるようになりました!
そう!ただ同じ回数解くだけではなく、出来たかどうかを考えながら○つけとポイント発見、そして悔しい気持ちを持って解き直しをするだけで、定着率も違うんだよね!

思えば、私にも受験生時代の苦い思い出があります。
小学校6年生の時でしたが、私がノートに書いたある漢字について、それを見た友達が小馬鹿にしてきたのです。
その漢字は「難」という字です。
どこを間違えたかわかりますか?

写真をご覧下さい。
左のように書いてしまったのですが、正解は右ですね。
ちなみに「漢」という字も同じように横棒3本で書いていました(苦笑)。

とにかく馬鹿にされたのが悔しくて悔しくて、それ以来漢字の練習はできるだけ丁寧に行い、誤字がないように覚えていきました。

先日、尾本先生が伸学会の宿題の取り組み方についてブログで書いていました。
定着できている生徒もいれば、まだできていたりできていない生徒もいます。
ポイント発見や解き直しなど、その意義を理解してもらえるように絶えず声をかけていこうと思っています。