過去問演習はじまりました

10月になって街にハロウィンの飾り付けが増えましたね。
目黒校の尾本です。

先日、保護者の方から過去問演習について質問を受けました。

保護者A「赤本を提出してしまったら、姉のときのように家でやらせることができないんですが…」
尾本「過去問演習では本人と相談や計画をして、日曜に実施、採点、解説まで行います。その後解き直しをすすめてもらいます。順調なら週に2年分実施させていきます。その場合もこちらで準備しますので、ご家庭でやらせる必要はないですよ!」

保護者B「他塾のママ友から、過去問ってコピーや準備が面倒なんだけどもうはじめた?って聞かれたんですが、私は何をすればよいですか?」
尾本「確かに他塾の保護者の方は解答用紙のコピーをするためにコンビニに並ぶそうです、大変ですよね~。伸学会では過去問演習までに解答用紙だけでなく、講師たちに予習をさせて解説の準備もばっちりしておきます。お母さんは疲れて帰ってくるお子さんのために美味しい夕食を準備しておいてください!」

どちらの保護者の方からも「安心した、伸学会でよかった」と感謝していただきました。
手前味噌になりますが、過去問演習の進め方には自信があります!

過去問演習では、毎週日曜に全員集合して各自志望している学校の過去問4科目を実施します。
今年は生徒が自由が丘校と目黒校合わせて22人いるので、最大22校の過去問の可能性があります。
生徒がテストしている間にスタッフは質問対応できるように予習(特に算数)をします。
また、提出された答案に採点をしながらコメントを書き込みます。
4科目テストが終わると、まずは生徒に自分の点数と合格者平均・受験者平均・合格最低点との比較をさせます。

そして、今回の良かった点・悪かった点を探して、次回に向けて継続する・改善する行動を考えさせます。
具体的には、
・計算問題を間違えた→1日2ページずつ時間を計って計算問題集をやる
・すべての問題にチャレンジできた→次回も時間配分を意識する
のように戦略・戦術を書いていきます。
その後、各科目解き直しを始めます。予習万全の講師たちに質問をして、正解へのポイント発見をして書き残します。
理解できたら、間をあけて2~3日後に間違えた問題をもう一度解いて、ポイント確認をします。
ここまでを完成させて、木曜の授業で提出して担当のチェックをもらいます。
あとは各自類題や過去問を使って問題演習をして、次回の合格最低点クリアを目指します。






こうやって書き出してみると、改めて小学6年生がやるには大変だな~って思います。
ですが、毎年これをクリアした多くの生徒たちが第一志望校合格を勝ち取ってきます。
模試の偏差値と10ポイント以上差がある学校に合格できた生徒もいます。

生徒自身が中学受験に向き合い、自ら伸びる力を育てる、のが伸学会のモットーです。
これまでの学習の成果を第一志望校合格という形を実らせ、その成功経験を生徒には経験してほしい。
この過去問演習を通じて、効果的な学習の方法や目標達成に向けた計画性を身につけてほしい。
最初は点数が足りなくても、努力を続けることで成功・成果に近づくことを実感してほしい。
そんな思いからこんなハードな課題を生徒たちには課しています。

もちろん、そうやって自力で合格点を掴み取るのが理想ですが、正直そうもいかないこともあります。
そんなときは、合格するためのあと数点を獲得するお膳立てをこちらがしてあげたりもしますけどね。
今までしてきた指導の集大成だと思って、最後まで生徒たちを引っ張っていくつもりです。
毎年この時期は気が付くと、今月は休みあったっけ?なんて軽い記憶喪失になります(笑)

6年生諸君!さあ、今度は君たちの番ですよ!
自分の成長と理想の将来に向けて、あきらめずに一緒に最後まで頑張ろう!