こんにちは。吉田です。
最近トランプ遊びにはまっています。
何だ、遊びの話か…と思っているあなた!
遊びだからってバカにしちゃいけません。
遊びの内容を少し工夫するだけであっという間に学びの場になります。
こういった学習トランプは、手軽ながら効果は抜群ですよ。
最近やってみて反応が良かったのが7並べです。
数字ごとで年号が決まっているので「次に並べられるのはスペードだと昭和でハートだと安土桃山だね」といった感じで、アドバイスのふりをして年号を伝えることができました。
小学校2年生の生徒が「古墳飛鳥を持ってないから出せない」と言った時には心の中でガッツポーズしてしまいました。
「一緒に遊ぼう!」という雰囲気を全力で出すことがポイントです。
ここに出てくる人物と歴史を覚えさせよう!なんて雰囲気を出してはいけません。
何かをやらせようとした瞬間に子どもの気持ちは冷めていくからです。
楽しい気持ちにさせておくことができれば、子どもは自然にどんどん覚えてくれます。
あなたもきっと、子どもが電車やバスの名前を言っているのを見て、よく覚えているなぁと感心したことはありますよね?
自分の子どもがゲームや漫画の話をしている時に、そんなことばっかり覚えて!とイラっとしたことはありますよね?
どちらも「覚えている」ことなのに片方には感心し、片方にはイラっとするのは何の違いがあるのでしょうか。
ゲームや漫画は将来の役に立たない、成績に関係しない、というのがまずは浮かんだと思います。
でもそれって本当にそうでしょうか?
私が小学生の頃にはまったゲームに「もじぴったん」というものがありました。
クロスワードとは逆で、マス目一杯に埋まっている文字の中から単語を探すという単純なゲームでしたが、とても楽しくかなりの時間遊んでいました。
この時に適当に選択した文字が実は単語として存在していたことが何度もあり、新しい言葉を知るいい機会になりました。
また、高校時代の古文の先生からその時の授業内容だった源氏物語の漫画版「あさきゆめみし」を借りたことがありました。
もう少し顔に特徴出してよ…。見た目でだれか分からないよ…。
と思いながら何度か読み返しましたが(笑)あまりの面白さにあっという読んでしまいました。
おかげで登場人物の性格までしっかりと覚えることができ、なんだか堅苦しかった古文が身近に感じ授業が楽しくなったのを覚えています。
この2つの経験を子どもがしている時にも同じようにイラっとするのでしょうか?
おそらく良い経験ができたと思うのでないでしょうか。
同じゲーム、漫画というくくりの中でも取り組む内容によって印象が全く変わりますよね。
どちらも子どもにとっては遊びですが、それを学びにすることだってできるんです。
残念ながら子どもは何が学びになるのかを知りません。
放っておけば、好きになるものが学びになるものかどうかは運次第。
だから、私たち大人がうまく誘導できるかどうかが腕の見せ所なのです。
やってみたい遊びから学びにつなげる方法はないかを常に考えています。
生徒や保護者からもアイデア何かもらえるかなぁと密かに期待していたりします。
「カルピスで割合のお勉強」はもちろんやっていますよ♪
おうちでどんな風にやったら良いかのコツを知ってもらうために、学童保育での親子体験会の企画も進めています。
5月の体験会は4月の親ゼミのときに告知しただけで満席になってしまったので、6月にもまた企画することにしました。
6月4日頃から募集を開始する予定ですので、待っていてくださいね。
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今後のイベント情報
・5/27(日)親子で参加!記憶の種蒔き超実践編 満席になりました
・6/3(日)第10.1回親ゼミ(追加公演やることになりました!)
・6/5(火)造形教室体験会
・6/10(日)理科見学ツアー:国立科学博物館:対象小学1~6年生 満席になりました
・6/17(日)ホームルーム体験会:対象小4・5
・6/18(月)書道教室体験会
・6/18~30オンライン指導無料体験(説明会もオンラインで実施@6/16(土))
・6/24(日)親子で参加!記憶の種蒔き超実践編2
告知までしばらくお待ちください