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こんにちは、楠原です。
新学期がスタートして、
なんとか無事に1週間を終えられました。
コロナウイルスの影響で火曜日から校舎での授業は停止しましたが、
そのなかでも何とかオンラインで授業を届けられているのは嬉しく思います。
やはり授業は楽しいですね。
さて、今回は春期講習中のとある出来事を紹介します。
とあるクラスのホームルームの授業を隣の教室で聞いていました。
3月中の良かったこと・悪かったことを振り返り、
行動の改善策を考えるという内容です。
そこでとある生徒が良かったことでこんなことを挙げていました。
「134217728まで言えるようになった」
この数字は何だかわかりますか?
考えてみてください。
ちなみに、これを聞いた後藤先生はキョトンとしていました。笑
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答えは「2を27回かけた数(2の27乗)」です。
素因数分解の授業で、
新聞紙を何回折ると月まで行けるか、
という話をしました。
それを機に2の累乗数にハマったようで、
一時期は休み時間の度にホワイトボードに書き出していました。
それが実を結び(?)2の27乗まで言えるようになっていました。
これを通して伝えたいことは
「算数は遊び道具になる」ということです。
算数が嫌いな人は「日常生活に関係ない」とか
「受験のために仕方なくやるもの」と思ってしまいがちです。
しかし、そんなことはありません。
4桁の数字があれば10を作るゲームができます。
車のナンバーを見て、最小公倍数と最大公約数を作って遊べます。
こちらが少し意識を向ければ、ほとんど至るところで算数を見つけられます。
そして、日常生活で触れる機会が増えれば、
自然と算数へ取り組む姿勢が変わっていきます。
「仕方なくやるもの」ではなくなるのです。
実際、その生徒は半年前と比べて、
日能研模試の算数の偏差値が20.6も上がっています。
コツコツ勉強しているので成績が上がるのも納得できます。
そして、勉強へのやる気が生まれた原因は、
算数で遊んでいて身近に感じているからではないかなと思っています。
先述したもの以外にも、算数を使った遊びはいくらでも探せますし、
自分でも作り出すこともできます。
ぜひ、算数を遊び道具にしてくださいね。
ちなみに、その生徒が到達した2の27乗ですが、
新聞を27回折ると月まではもう少しかかるものの、
富士山の高さはもう超えています。
月にたどり着くことは果たしてできるのでしょうか…?
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「『記憶』を科学的に分析してわかった小学生の子の成績に最短で直結する勉強法」
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