ジョギングから気づいた子供に伝えたい勉強のヒケツ 

こんばんは。伸学会の菊池です。

おとといの火曜日、久しぶりにジョギングに行きました。

親ゼミ×2と、新4年生の入会説明会と、新5・6年生の新年度説明会と、書籍第2弾の執筆と、書籍第3弾の企画打ち合わせと、Youtubeの毎週ライブ配信と…、

そんな感じでここ1ヶ月ほど超多忙な日々を過ごしているので、
最近運動の頻度が減ってきてしまっていました。

それでも、
頭の働きを良くするためにも運動はとても効果的なので、
すきまの時間を見つけてはちょっとずつ運動していたところ、、、

なんと自己ベストの記録が更新できました!!
自分でもビックリ( ゚Д゚)

これまでの最速記録は2013年9月頃に出した記録だったので、
6年越しでの更新です!
嬉しいです!

今回は「最速」の新記録でしたが、
「最長距離」や「最長時間」の記録もあります。
様々な角度から、自分の限界を超えていくことができるのは楽しいものです。

また記録更新できるように、次のランも頑張ろうと思います(^^)


こういう「新記録更新」の喜びと、
それによって意欲がわくことって、
大人でも子供でも同じですよね。

記録を残しておくことで、
以前の自分と比べてどれだけ成長できたのかがわかります。

私ももしこのアプリを使っていなかったらこの日のランが新記録だということに気づけませんでしたが、お蔭で6年越しの新記録だとわかりました。

では、子供にはどんな記録を残させたら、
勉強へのやる気が起こるでしょうか?

例えば伸学会では学習記録を日々書かせています。
それによって、少しずつ長い時間勉強できるようになっていってることに気づくことが出来ますね。
最長勉強時間の記録更新にテンションが上がっている子はたくさんいます。

他にも、今の時期であれば、6年生は入試の過去問に取り組んで、
合格点にあと何点まで近づけるか、
何点超えられるかの新記録を目指して演習を積んでいます。
合格点に近づいていくことは、やはりテンションが上がるものですよね。

「記録をつければスコアが伸びる」

このことはぜひお子さんに教えてあげてくださいね。



それと、この「新記録」を通じて菊池さんにお伝えしたいことがもう1つあります。

それは、【人と比べるより過去の自分と比べることが大切】ということです。

私は幼少期にはぜんそくがあり、走るのが苦手でした。
走り回って遊んだ後で発作を起こして寝込んだことも何度もありました。
だから中高時代はあまり走る必要がない部活をしていました。

少しずつ走るようになったのは、発作がでなくなり、
健康を意識するようになったアラサーになってからです。

若いころに身体を作っておいた他の先生たち、
例えばサッカー部だった江藤先生や野球部だった楠原先生に比べると、
走るのがだいぶ遅いです。

彼らのタイムを見ると、自分のタイムはまだまだ負けています。

もし私がそのことに引け目を感じてジョギングをしていなかったら…?

この記録更新の楽しさを味わうことはできませんでした。

それってもったいないですよね。


子供たちの勉強でも同じことが言えます。

クラスが上がったとか下がったとか、
偏差値が上がったとか下がったとか、
これらはすべて他の子との比較です。

偏差値というのは受験者の中での順位を表す指標ですから、
その数字が上がったか下がったかを見ることは、
「子供が頑張ったか」「子供の学力が伸びたか」ではなく、
「子供が他の子を追い抜いたか/追い抜かれたか」を見ることになります。
(偏差値についてわかりやすい解説はこちら⇒https://youtu.be/AYU_KPk-_0g)

頑張って勉強して、学力が伸びても、
他の子も同じくらい頑張って同じくらい学力が伸びていたら偏差値は伸びません。

他の子の方がもっと学力が伸びていたら、
本人なりに頑張って学力を伸ばしていても、
偏差値が下がることはあります。

それで「勉強はつまらない。だって勝てないから」となってしまったらもったいないと思いませんか?


他の誰かに負けていたって、
他の誰かより成長が遅くたって、
自分の成長を楽しみ、喜ぶことはできます。

これってジョギングでも勉強でも全く同じだと思うのです。

菊池さんもお子さんに勉強好きになってほしいと願うのであれば、
偏差値よりもお子さんができるようになったことを見つけるようにしてあげてください。

そしてお子さんにそのことを教えてあげてください。

子供は自分の成長に気づくことが苦手ですから。

新記録更新を教えてくれたアプリの役割を、
菊池さんがしてあげるのです。

そうすれば、菊池さんのお子さんは勉強が好きになってくれますよ。


・記録をつける
・人と比べず自己新記録を楽しむ

この2点を意識するようにしていってくださいね。

それでは!

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