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こんにちは、講師の小泉です。
「しっかりと計画を立ててから勉強しなさい」
これは、勉強する際に必ず言われる言葉です。
ただ闇雲に問題を演習するよりも、
「今日はこれをやる」といったような計画を
立てて勉強した方が効果があるということは
皆さんもお分かりかと思います。
伸学会の中学受験指導では、
「やることリスト」を作って、
目標達成に向けて何をすべきかを
明確にしています。
中学・高校生の指導でも、
「くすトーク」も盛んにやっていて、
自分の状況を把握していますね。
私自身も、現在、大学院で研究を進める上で、
進捗の計画を立てています。
ですが、必ずしも予定通りに計算結果が出ないため
計画通りに進まないことも多々…
しかし、
「この作業はすぐ終わる」
「この計算は重いから後に回そう」といった直感は、
大学受験での勉強計画が生きているのだと思っています。
高校生の時、私は、
「この日はこれをやる」という形ではなく、
「いつまでにこれを終わらせる」という形で
予定表を作っていました。
その当時に考えていたことは、
何らかの理由で課題をこなせなかったときに、
次の日以降の予定が連動して変わることを防ぐ、
ということです。
また、予定表を作る際にあることを工夫していました。
それは、友人の予定表も載っているということです。
上のような予定表を全員にコピーして渡し、
終了報告がある度に、その人のそのマスにマーカーを引く、
というようにしていました。
この予定表のメリットは2つあります。
一つは、友達の進捗状況に触発され、
意欲が湧くということです。
もう一つは、進める時のルールによるもので、
最後まで終わらせない限りマスを塗れないため、
1冊を最後まで終わらせる習慣がつくという点です。
唯一欠点としては、
「予定表に書いていないから、この問題はできない」
という状況に陥ってしまうことでしょうか。
特に、中高生にはおすすめの方法だと思います。
もちろん、小学生でも実践できますよ。
自分から提案してやってみてほしいです。
必ずしもこの形式で予定表を作る必要はないですが、
自分を大切にし、自分で納得できるように
勉強を進められる人になってほしいと考えております。