こういう子はもう手遅れらしいです…


教育には、いつ時間やお金を投資するべきなのでしょうか?

いつならば、まだ手遅れではないのでしょうか?

こんにちは。最近中小企業の経営者が集まる勉強会によく参加している菊池です。

いくつになっても、勉強は続くなということを実感しています。

学ぶことがとても多い。そして楽しい!

子供たちにも、中学受験どころか、そのはるか先まで勉強は続き、そしてそれはやればやるほど楽しくなるものなんだと伝えていきたいと思っています。

 

さて、その勉強会で教えてもらった内容の中で、「良い人材の採用の仕方」というものがありました。

ある心理テストが信頼性抜群で、社員を採用する前に必ずやらせた方が良いと、数人のやり手経営者の方が口を揃えておっしゃるのです。

その理由は、
表面的なジョブスキルは教育で身につけさせられても、「才能」や「人間性」は教育で育てることができない。
そのため「才能」や「人間性」で劣る人間を採用すると必ず会社に損失をもたらすから。
ということでした。

「その心理テストのスコアが低いけれど採用面接での評価が高かった応募者を採用したら、全然ダメで辞めてもらうのに苦労した。それ以来テスト結果を絶対的に信じている」
と言っていた方もいました。

大人になってダメなら、もう手遅れ」らしいです…

 

でも、この考え方は残酷ですが、経営としてはとても正しいものです。

会社として人を採用する場合には、その人でなければいけない理由は無いのですから、大勢いる中で良い人を採ればいいのです。

「才能」があり、「人間性」が優れている応募者を採用する方が、育てるコストもかからず利益を産んでくれます。

大人になってからのジョブトレーニングはコストパフォーマンスがとても悪いと、皆さんよくわかっているのです。

わざわざダメな子を拾って育ててあげる義理なんてありません。

 

しかし、スタッフ採用なら「手遅れな人間は切り捨てる」ことができても、我が子となったら「手遅れだから切り捨てる」なんてできないですよね。

そんな風に手遅れになる前に、どうにかできないものでしょうか?

 

私は中学受験だけでなく、高校受験も大学受験も指導をしたことがあります。

某私立高校に毎週土曜日に朝から出向いて、「予備校講師の出張授業」をしたりもしました。

その経験上感じたのは、高校生→中学生→小学生と、年齢が低くなるほど「どうにかできる」ということです。

もちろん小学生の中でも、小6よりも小5、それよりもさらに小4の方が、「どうにかできる」余地があります。

しかし正直に言えば、小4でも「ちょっと大変…」という子はいます。

じゃあ低学年のうちから土台を作っておくか!ということで、伸学会では学童保育でお預かりする時間を使って知識の種まきをしたり、速読・パズルで地頭づくりをしたりしているわけです。

 

小1からは学童保育・速読・パズルで、手遅れにならないようにしっかり育てる形ができてきました。

それよりもっと下の未就学児のうちに、何かできることはないものか?

教育経済学の研究では、年齢とともに教育に対しての投資収益率はどんどん下がるという結果が示されています。

(参考:「学力」の経済学 中室牧子著 2015)

投資するお金に対して得られる成果は、小学生になってから(schooling)よりも、未就学児(Preschool)の方が格段に大きいそうですね。

これはつまり、私たちが授業料をいただき、それに見合った手間や時間をかけて教育をするのであれば、同じ授業料・同じ手間/時間でも、小さい子の方が大きな成長/大きな価値を与えてあげられるということです。

ということで、未就学児への教育について、良いコンテンツがないか探していました。

 

前置きが長くなりましたが、そんなタイミングで、栃木のある会社経営者の方から「幼児教室の展開を考えている」という相談をされ、8月中に宇都宮まで行ってきました。(夏期講習の合間の超忙しい時期です笑)

地元の教育水準・学力水準が低いことを憂いていて、その状況を変えたい、そのためには幼児教室が一番コストパフォーマンスが良いのではないか、と考えているとのことでした。

そしてその方の紹介で、先週、今度は北千住にある「コペル」という幼児教室を見てきました。

子供が実際に授業を受けているところを生で見ることはできなかったのですが、映像では見ることができました。

楽しそうで良い感じです。

「楽しい」というのは子供の教育には何より大切な要素ですね。

そして、楽しみながら基礎知識や考える力が身に付きそうだということも確認できました。

例えばこういった遊びながら都道府県を覚えられるような教具もあって、伸学会の学童とコンセプトの近さを感じます。

同じコンセプトで、コペルには長い歴史がある分だけ、幼児にもやらせられることがしっかり選び抜かれているという印象でした。

もらったパンフレットには、1年以上通った子の平均IQは133になったと書いてありました。

IQ133!こうなってくれれば、中学受験の指導をするのがかなり楽になりそうです。

これだけでも十分すごいですが、さらには「学ぶことが楽しいと思う気持ち」や、「人間性」「感性」の方が、むしろコペルの育てようとしている部分で、IQが高くなってしまうのは結果に過ぎないということでした。

まさに伸学会も目指しているところです!

俄然興味が湧いてきました!

目黒と自由が丘にもコペルはあるそうなので、今週は目黒のコペルにも見学に行ってきます。

もしかしたら提携とかできるかも?

コペルも「教育を通じてより良い世界を実現する」ことを理念にしているそうなので、同じ価値観の下で仲良くやっていきたいですね。

より多くの子供たちを優秀な人材に育てられるように、私自身も学んでいこうと思います(^^)

 

昔コペルに通わせたことがあるという方がいらっしゃいましたら、感想など教えていただければ幸いです!

よろしくお願いします!

 


今後のイベント情報

〇第12回親ゼミ「行動の改善法」9月30日(日)14:00~16:30
良い行動を習慣にまで高める方法についてお話します。

〇第1回「頭を良くする料理教室」10月7日(日)
食材を通じて、日本の地理の学習や、理科の動物・植物の分類について学習する体験型指導を行います。

〇新4年生説明会
・10月10日(水)10:00~12:00 @目黒校
・10月14日(日)13:00~15:00 @自由が丘校
・10月21日(日)13:00~15:00 @目黒校
・10月24日(木)10:00~12:00 @自由が丘校
伸学会の教育理念と、その具体的な指導法についてご説明します。私たちの仕事は、保護者の皆さんへの情報提供やアドバイスです。それを通じて、1人でも多くの子供たちを賢く育て、日本を活気づけることだと考えています。伸学会に入会するかしないかは関係ありませんので、気兼ねなく話を聞きに来てみてください。

〇学童保育伸学会Primary目黒校説明会
・10月28日(日)11:00~12:30 @目黒校
中学受験に向けて、低学年のうちにしておきたい準備についてご説明します。私たちの仕事は、保護者の皆さんへの情報提供やアドバイスです。それを通じて、1人でも多くの子供たちを賢く育て、日本を活気づけることだと考えています。伸学会に入会するかしないかは関係ありませんので、気兼ねなく話を聞きに来てみてください。
お子様はハロウィンパーティでお預かりすることも可能です。

〇ハロウィンパーティ
・10月28日(日)11:00~12:30 @目黒校
・10月28日(日)14:00~15:30 @自由が丘校
毎年恒例のお楽しみイベントです♪